食べられるくらい優しい、オーガニック成分図鑑

「本当に肌にいいもの」「安心して使えるもの」を選びたいと考える方にこそ届けたいのが、“食べられるくらい優しい”オーガニック成分の話。
私たちは毎日、化粧水やクリームを肌にのせていますが、肌は“吸収する臓器”とも言われるほど敏感です。
今回は、オーガニック・ナチュラルコスメを選ぶ上でぜひ知っておきたい、“食べられるくらい優しい”成分たちをご紹介します。肌に負担をかけず、しっかり効果も感じられる、そんな"自然の恵み"を知りたくありませんか?
代表的なオーガニック成分7選とおすすめアイテム

▶︎成分1. シアバター(Shea Butter)
西アフリカ原産のシアの木の実から採れる天然の油脂で保湿力が非常に高いのが特徴です。食用にもされる天然の保湿成分で敏感肌でも使いやすく、赤ちゃんのスキンケアにも適しています。
🌿スティックス オーガニックシアバターボディクリーム
カカオが香るボディクリーム。10年は使用しています。素晴らしい浸透力とコスパの良さ、成分的にも安心感があります。個人的には足の乾燥、ふくらはぎが特に乾燥するのですが、実際かゆみがおさまります。
▶︎成分2. ホホバオイル(Jojoba Oil)
人間の皮脂に近い構造を持つオイルで、肌なじみが抜群。軽いテクスチャーでベタつきにくく、毛穴の詰まりも起こしにくいことから、脂性肌〜乾燥肌まで幅広く使えます。
🌿プリマヴェーラ 植物オイル ホホバ bio
-お客様レビューより-
髪やボディだけでなく、クレンジングにも使用しています。万能なので1本は常備しておきたいオイル。ベタベタせず、浸透が良いので使いやすいです。
▶︎成分3. アロエベラ(Aloe Vera)
保湿・鎮静・抗炎症作用に優れ、日焼け後や肌荒れ時のケアにぴったり。食品やドリンクにも使われているほど安全性が高いのが魅力です。
🌿エリシウス オーガニック アロエヴェラ ジェル 99.3%
-お客様レビューより-
リピート2回目
夏に1本購入し気に入ったので今回は2本リピートしました。主に乾燥肌の1歳児に使用していますが、これを使うようになってから乾燥肌が少し良くなってきたように思います。-中略-オーガニックのアロエでここまで高配合の商品はなかなか無いので今後も購入したいと思います。
▶︎成分4. ローズヒップオイル(Rosehip Oil)
エイジングケアの代表的存在。ビタミンCが豊富に含まれ、肌のハリや透明感をサポート。乾燥やくすみが気になる大人肌におすすめです。
🌿プリマヴェーラ 植物オイルローズヒップ bio
ローズヒップオイルは、生臭い匂いがつきものだと思っていましたがこちらのオイルは生臭さがありません。使う度に香ばしい香りに包まれ、今までのストレスがなくなりました。もちろんローズヒップオイルの効能はきちんと感じます。
🌿レーベンスバウム ローズヒップ&ハイビスカスティー 2.5g×20
▶︎成分5. カモミールエキス(Chamomile Extract)
お茶でもおなじみのハーブ。抗炎症・抗アレルギー作用があり、敏感肌やゆらぎ肌を穏やかに整えてくれます。香りにもリラックス効果があります。
🌿プロヴィダ マイルドキンダークリーム
🌿アルジタル カモミールクリーム 10ml , 50ml
少し乾燥して肌荒れしてるな…という時に欠かせません。あると安心な商品。
▶︎成分6. ココナッツオイル(Coconut Oil)
肌をやわらかくし、水分を閉じ込める効果が高い保湿オイル。抗菌性もあり、冬場の乾燥対策にも◎。食用にも使われている成分です。
🌿ビオトゥルム ココナッツ No,64
-お客様レビューより-
コスパ抜群!
コスパ抜群で、肌に素早くなじみ、ふんわりやさしいココナッツの香りがします。何年もBioturmのボディクリームを使っています。
▶︎成分7. 蜂蜜(Honey)
天然の保湿・抗菌成分として古くから利用されてきた蜂蜜。敏感肌のケア、乾燥による肌荒れの予防、子どものスキンケアにも安心して使うことができます。
🌿マルティナ リップバルサム (バーム)
とても潤うのに、変な重さはなくて気に入りました。唇は乾燥してすぐにひび割れてしまうのが悩みなのですが、使っていたらましになってきました。
肌にやさしい=効果が弱い、は誤解です!

「オーガニックって、なんだか物足りない」そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。でも実は、自然の成分ほど肌が本来持つ力を引き出し、健やかに保ってくれるもの。
例えばローズヒップオイルは、加齢による肌のくすみや乾燥にしっかりアプローチしてくれますし、アロエベラやシアバターは、日々のスキンケアに欠かせない保湿と保護の役割を果たします。化学的な添加物に頼らず、植物の力で効果を得ることこそが、オーガニックの魅力です。
成分表示の見方と賢い選び方

オーガニックコスメを選ぶ際に重要なのが「成分表示の見方」。
パッケージに書かれている「成分一覧(INCI表示)」は、慣れるまでは少し難しく感じるかもしれません。でも、見慣れてくると「これは安心」「これは避けたい」が自然と見えてくるようになります。
また、パッケージの雰囲気や“オーガニックっぽい”デザインだけで判断するのではなく、「認証マーク」をチェックすることで、安心材料の一つになります。
たとえば:
▶︎COSMOS認証:ヨーロッパを中心に信頼度の高いオーガニック認証。「COSMOS Organic」と「COSMOS Natural」の2種類があり、原料の95%以上が自然由来で、オーガニック含有量にも厳しい基準があります。
▶︎NATRUE認証:自然・オーガニック化粧品に関する厳格な基準の維持を目的として設立された、国際的な非営利団体です。自然の美しさを守り、そこから生まれる高品質のスキンケア製品の認知を促進するという目標から、NATRUE認証は高い基準を持っています。
▶︎demeter認証:バイオダイナミック農法(シュタイナー農法)に基づいた、世界で最も厳格なオーガニック認証のひとつです。オーガニック基準よりさらに厳しい:土壌、天体の動き(農業暦)、自家堆肥、自然のリズムを重視し、コスメだけでなく、食品・飲料・農産物にも付けられています。
最後に
肌に触れるものは、単なる“美容アイテム”ではなく、自分の体と心、そして家族を思う気持ちそのも。
「成分をきちんと知る」ことで、選ぶ基準が変わります。 毎日使うものだからこそ、本当に信じられるものを。“食べられるくらい優しい”オーガニックコスメ。今日から、はじめてみませんか?
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